主に不平不満を書く日記

9割不満、1割賞賛を述べる日記です。

ポジティブに恨めば神様も許してくれるんじゃ?

猫野きなこさんのブログがとても面白かった。

そしてその中の記事の1つで

「傷つきやすい性格の人に伝えたい「心が強くなる考え方」というのがあって、

面白い題材だったので私の意見を書く。

 

めっちゃ嫌な人がいたとして、

その人のことを恨まずにはいられない時

ポジティブな解決策に

 

・その人のいう事を真に受けない

・聞き流す

・忘れる

 

というのがある。

 

要は、

「いつまでもその人に言われたことで悩んでいたり恨んでいたりしたら、

あなたの時間がもったいない」

ということだ。

 

それは分かる。

 

でもさー!

 

明らかに「これ相手が悪いでしょ!」ってことをされたとき、

「あの人死ぬまで苦しまないかな~」と考えちゃうよね。

 

ネガティブなことって中々忘れられないし。 

 

でもさ、

夜中に血走った眼で藁人形を打ち付けたり

井戸から後ろ髪を前に持ってきて這いよったりする恨み方は、

 

「人を呪わば穴二つ…」みたいな感じで

 

自分も地獄に落ちそうじゃん?

 

だから、明るい午後の日差しの中ハーブティ―を飲みながら、

微笑みで「あの人が苦しみますように」とか安らかに願えたら、

それは神様も見逃してくれると思うんだよね。

 

恨みは恨みだけど、

なんていうかポジティブだしさ。

 

明るいじゃん。

明るいってことは平和だし、

平和なら神様も許してくれそう。

 

ほら、葬式だってさ

葬式って

 

「皆暗い顔で故人をしのぶ」

 

というのがメジャーだけど

どこか外国の葬式は、

葬式中に皆が悲しんだら故人本人も悲しくなっちゃうから、

敢えて

 

「葬式では明るいダンスをしたり楽しい話をして笑い合う習わし」

 

というのがある。

 

それはそれで間違いないよね。

 

それを見た神様が、

 

「あ!あの人達、人が死んだのに楽しそうに踊ってる!

けしからん破滅しろ!!」

 

なんて思うとは思えないじゃん?

 

それと同じで、

同じ恨むでも優しく恨めば神様もそっ閉じしてくれると思う。

 

心を乱されず、穏やかにその人の不幸を願えたら、

それはそれで1つの完成形なんじゃないかなと思う。

 

ということで、ムカつく人がいたら

日中に脳でセロトニンを放出させながら、

その人の破滅を願おう。

 

 もしそれで本当にその人が破滅したら、

世の中から悪人が1人減るから

 

世界は今より少し平和になる。

 

 ハッピー。

 

おわり。

 

コードブルー3 5話 感想 やっぱり死んだか…

主要キャラに不幸が舞い降りると評判のコードブルー。

 

冴島さんに赤ちゃんができたということで

 

「あー絶対赤ちゃん途中で死ぬパターンや~」

 

と思ったら死んだ。

 

しかも、

1度助かってからの

 

死。

 

冴島さんひっぱるなあ。

 

でもさ~こういっちゃなんだけど、

前回の人間毒ガスで赤ちゃんにも悪影響でちゃってたかもしれないし、

今回は流産して良かったと思うよ。

 

重篤な障害を抱えて生まれて来るよりは、ずっと良いよ。

 

そして藤川先生のメンタルの強さが光る。

 

いや~こういう夫がいたら心強いよね!

 

マイナスの感情に左右されず、

そっと寄り添ってくれてプラスの感情を分けてくれる人。

 

藤川先生はすごい先生だ。

 

あとは新人の名取先生がやっちまいましたね。

 

うーん、医者だからミスはあっても仕方ない…。

でも、「申し訳なく思っている風」に見せるのは大事だと思う。

 

例え

 

「途中で急変してんじゃねーよ!ヘボ患者!!」

 

と思ってても、

 

「そんな…僕の判断ミスのせいでごめんなさい…」みたいに

 

どよーんとして見せた方が良いかなって思った。

 

というか新人医師がみんなオドオドしているんだけど、

実際の救命ってもっとベテランの人がいるよね!?

 

なんでこんな設定にしちゃったんだろう。

救命の新人どころか、医者の新人って感じがする。

 

 

あとはピアノの子!

 

この子正直嫌いや。

 

ポっと出の癖に

山ピーの寵愛を受けやがって…

 

それにあぐらかきやがって…

 

そして腕が動くー!からの

 

震えがあるー!と来た。

 

そしてウルウル顔で山ピーを見つめる…。

 

あーもーこの子面倒くさい。

どーでもいいよ。

 

さっさと退院してほしい。

 

この子イラっとさせる演技がうまい。

 

あと、よく見たら今回のコードブルー10時過ぎてるー。

 

あれ?

でも今回ヘリの修羅場なくない!?

 

なんか地上でひたすらダラダラ物語が進んでたような。

 

15分の意味~!

 

あ、ていうか、

あのレスキューの妻のおばあさんもうざい。

 

慰めてあげてるんやから

素直にハイハイ言うとけや。

 

何さらっと

「てめえから学ぶことはねえ」みたいなこと醸してんだよ。

 

うぜぇ。

 

「あなた結婚してる?」って。

アーハイハイ、独身者には既婚者の気持ちは分かりませんよねー。

 

ていうか亭主のケガ自慢とかどーでもいいわ。

つーかケガし過ぎだし。

 

うざいうざい。

 

こういうさー、

ちょっとした人の親切をぶん投げる人嫌いや。

 

 

緋山先生は、あの元料理人が好きなのかな。

 

なんか緋山先生って、

捨て猫とか見捨てられないタイプだよね。

 

うん。

 

白石先生と緋山先生と冴島さんが女子トークするのは

良かった。

 

できる3人って感じ。

和む。

 

そしてさ、いくら山ピーが主役だからって、

恋愛観や結婚観まで語るのはどうよ。

 

山ピーはひたすら自分の技術の向上を目指してるんでしょ?

 

何でもかんでもマイスターにならなくていいよ。

そこはさ、三井先生とか三井先生の夫先生とかでいいのに。

 

なぜ山ピーにあのセリフを言わせた。

 

結婚してない山ピーが言っても何も響かん。

 

三井先生か夫先生が「寂しさを埋める為に…」と言えば、

 

ああ、子供の事も、離婚の事も、

2人で寂しさを分け合ってるんだな~ってしんみりするのにさ。

 

 

あと、コードブルーはやっぱりヘリが主軸だからさ、

もっとヘリでの患者のやりとりを見たい。

 

主要キャラのドラマは正直そこまで見なくていい。

どんな人がどんな場面で救助が必要な状態になったのかとか、

その患者と患者の家族のやりとかさ、

もっと患者にスポットあててほしい。

 

そしてそこに、必要以上に主要キャラを組み込まないで欲しい。

元料理人と緋山先生みたいな。

 

あの設定いらなくない?

緋山先生はもっと現場の患者と向き合ってほしい。

 

 

終わり。

告白の余白 下村敦史 感想 京都人怖ぇー!!!

いや~~

京都には住みたくないなぁ~~~~!!

 

あんな嫌味嫌味&嫌味な世界、

怖いわ~~~~!!!

 

聞くところによると著者の下村さん自体が京都出身ということで、

偏見でもないようですし。

 

というか他の著者の漫画や小説の作品でも

「京都人は陰険」というステレオタイプでてくるしね。

 

なんか日本人に悪い所を煮詰めたような人たちがたくさんでてきてた。

 

京子さんが怖いのは紛れもない事実だけど、

まずさ、主人公、

何で「兄のフリ」なんかしたんだろ??

 

読んでて、あれ?って思ったんだよね~。

そりゃあ双子だけどさ、わざわざ偽る必要なくない?

 

ていうか、常に一緒にいたならまだしも、

4年も会ってないのに身代わりなんてできる訳ないと思うんだけど。

 

結局それで兄とは正反対のこと言ってしまって混乱させるし。

 

最初からちゃんと「弟です」って言えば良かったのに~!!

 

雅美ちゃんが「兄のフリしないと京都人に相手にされなかったかもね」

みたいなこと言ってたけど、

 

いやいや、まず兄のフリなんてのが無理だし、

ちゃんと事実を伝えてから必死に頼めば、京子さんも心を開いてくれたと思うよ。

 

要はこの弟がさっさと正体を明かせば良いものを

京子に惚れてスケベ心を出したばっかりに

話がややこしくなったということなんじゃないか。

 

あとさ、この本京都のどうでも良い説明が多い。

好きな人は好きなのかもしれないが、

ほぼ読み飛ばした。

 

読み慣れない漢字が多いし、

だから説明されたところで想像がしにくいし、

誰得の描写なん?と思ったよ。

 

物語に直接関係がある描写だったらいいけど、

 

例えばお屋敷が舞台のミステリーで、

「お屋敷のドアノブは〇〇県の貴重な真鍮でできており…」

とか物語に直接関係がある場所の説明だったら良いけど、

そんなんじゃない方が多かったからね。

 

あの京都のよけいな説明は、私には合わなかったなあ。

 

あとさ、主人公の立ち回り下手すぎる。

兄の死の真相が気になるなら兄のフリなんてしてないで

さっさと問い詰めろよと思った。

 

あと、兄だね。

突然意味深に自殺しちゃった兄だけど、

ま~結局は

「女にええかっこしたかっただけ」かーいな残念感。

 

つーかさ、それまで管理を任せっきりだった家族(弟)の財産を奪ったあげく、

それを恋人にやるって。

 

弟や両親の生活考えてないの?

 

つーか病気のこと言えばいいのにと思う。

 

こ~いうさぁ~、

「いきなり身勝手な行動して急にいなくなったり死んだりしたけど、

実は病気を隠して心配させたくなくてそうしていました」系

めっちゃ嫌いなんだよね。

 

病気を隠したいのは分かるけど、

それで身勝手なふるまいをするのは違うと思う。

 

正義じゃない。

 

「そうだったんだ…気の毒に」

 

とか全然思わない。

 

「だったらもっと早く死ねやオラ」

 

とかしか思わない。

 

それだったら、しっかり病気のこと言って、

言った上で消えるとか死ぬとかそうした方がいい。

 

なんかさー、

意味深に「後で(僕の行動の意味が)分かるよ」

みたいなこと言って切なげに笑って消えるとか愚の骨頂。

 

ミンチになれ。

 

あと、京子。

私は途中から主人公である弟がスケベすぎて嫌になったから、

その弟を手の平で転がす京子は最終的に好きなキャラになった。

 

で、京子の真意だけど、

京子は最初から兄ではなく弟だということに気づいていたと思う。

 

で、どうやら「兄のフリして兄の真相を探ろうとしているらしい」

ということにすぐに気づき、どう対応しようか迷っていた。

 

ところで、京子と兄は付き合っていたけど、

実のところ京子は兄のことが嫌いだったと思う。

 

なんかポッと出てきて自由を語って

「お前らかわいそうだな」みたいなこと言い出して、

京子も最初は反発したがだんだん「今の生活って不自由なのかも…」と

その気になりかけたら忽然と消えたと。

 

はぁぁぁぁ!?

 

ですよね。

 

男ならその気にさせた女の責任持たんかい!と思う。

 

何が「農地を売って生活の足しに」だよ。

 

つーかさ、いきなり縁もゆかりもない女が高地の男の両親の元へ行って

「財産半分もらいに来ました」って言って良い顔される訳ない。

 

めっちゃ睨まれるに決まってる。

生前贈与とか言うけどさ、元々は親の土地だからね。

子供の土地じゃないからね。

 

そりゃあ死ねば子供にあげるのはかまわんけどさ、

 

生きている間は両親の物なんだから

その土地を畑にして食べ物を作るなり売ってお金にするなり

両親の自由なんだからね。

 

両親に突然の不幸があって急遽お金が必要になることだってあるのにさ。

 

なーんかこの兄も甘ちゃんというか、夢見過ぎだと思う。

 

実際兄も、京子が何者か一切説明しなかったからね。

京子が兄の結婚相手とかそういうこと言ってればまだ違ったかもしれないのに。

 

ていうか、何で説明しないの?

京子さんかわいそうじゃん。

 

ということでさ、京子はもう兄の行動を「あーあ・・・」みたいな感じで見てたと思う。

 

一人で突っ走っちゃって、あげくに死んで。

 

京子が高地に言った時にさ、きっと田舎で年老いた両親と弟が

小さな土地でほそぼそと農家をやってるのを見たんだよ。

 

京子さんも、兄が「土地を半分…」みたいに手紙で言うから、

てっきりお金持ちで余裕のある家庭なんだろうな、

だったらもらっても良いかと考えて高地へ行ったんだと思う。

 

だけど実際はちょード田舎。

生活も豊かじゃない。

そんな人達の財産をぽっと出の自分が半分取り上げて、

それを「自由の為の糧にする」?

 

ばっかじゃないの!

 

って思ったんだと思う。

 

だから京子は高知までいったけど、

財産をもらわなかったんじゃないかな。

 

で、話は戻るけど京子はそんなこんなで

最終的には兄に対して苛立ちを覚えていた。

 

そこへ弟がやってきて、弟は両親とほそぼそと農家をしているし

良い奴かもしれないと思ったらバレバレの演技をしだして、

しかも自分にホレてるらしい。

 

最終的には「結婚しよう」とまで言い切る。

勿論兄として。

 

もう、あんたら兄弟よ~似てるわ!!

最悪の兄弟だわ!!

 

と京子は思ったと思う。

 

兄のフリしてプロポーズって、本当に最低だと思う。

しかも、相手は老舗の和菓子店で背負っている看板も違う。

 

これはトラウマのひとつやふたつも植え付けたくなるわ。

 

逆にさ、京子は弟に会ったことで

「京都で京都人として生きる」決意ができたんだと思う。

 

弟には「あんたがもっとうまく立ち回ったらサイオウダイにならずに済んだのに」

と言っていたけど、

本心は、

 

「自由を語る人間がああいう性根腐った奴らなら

不自由で十分じゃわ!!」

 

 という全く逆の物だったと思うよ。

 

京子にゆるぎない決意をさせたという点に関してだけは、

弟はGJだったと思う。

 

まー

あの京都に住みたいとは思わないけどね。

 

ということで、この本を1回読み終えた後、

今度は「全てを最初から知っている京子」を応援しながら読むと楽しいよ。

 

何だかんだで楽しい本でした。

 

京都には住みたくないね、観光で十分や。

 

おわり。

コードブルー3 4話 感想 結局手術するんかーい

色々あったけど、奏の話。

 

結局手術するかどうかの話だけど、

当人がグダグダ悩んだせいで緊急オペ。

 

あーーーーもーーー。

 

もっと早く手術しておけば助かったのに、

決断を先延ばしにしたばっかりに「手遅れ」みたいな感。

 

本当に嫌だ。

 

手術するんならさっさと手術受けんかい!と思う。

 

手術しないならしなくて良いよ。

その決断でも良いと思う。

 

たださ、ヤバイ状態になってから「やっぱ手術する!」って

なんかもう全部遅いじゃん。

 

それで担当医師が失敗したら「失敗」の肩書がついちゃうし、

 

もっと早く手術してれば安全に手術できたのに。

 

なんかな~。

 

あと、三井先生の子供。

 

助かって良かったね。

移植がね~。

 

iPS細胞早く~!

 

そうそう、後今回の患者。

 

バーベキューの串が刺さった子。

 

あれでちょっと言いたいことあるんだけど、

今回冴島さんの代わりになった看護師の雪村。

 

あの人が

「子供のお母さんがパニックになってうざかった」

って言ってたけど、本当だと思う。

 

パニックになる気持ちは分かるよ。

 

でもさ、ケガした患者にしてみれば、

 

クッッッソ痛くて

すぐにどーにかしてほしいのに、

 

その手当をしてくれているレスキューの手を止めて

「うちの子は大丈夫なんですか!?」

に対応するなんてバカげている。

 

そんなんいいから、とにかく

そこにいる医師・看護師全員で早く痛みを取り除いてほしい。

ケガをなんとかしてほしい。

 

説明とか後や!!!!

 

って思う。

 

私がケガした時に、

手当てしてくれようとしている医師や看護師に縋りついて

「ねえ今何してるの?串抜かないの?

何で?何で?ねえええ!!!」

とか聞いて手を止めさせたら

 

こいつバカか!!と思う。

 

つーかさ、コードブルーに出てくる患者の家族って、

皆そんな感じだよね。

 

ここいつも違和感があるんだけど、

日本人って

 

「必死に手当てしてる医者に食ってかかる」

 

ことある?

 

あんまないと思うんだけど。

 

大規模災害で、別の人を治療中に

「こっちも助けて!!!」って言うのはあると思うんだけど、

 

けが人が1人しかいなくて数人で見てくれてるのに、

「あんた!治さないと承知しないよ!!」みたいなこと言う?

 

言わないよ~。

 

(どーかどーかお願いします!!)

って後ろで手を合わせるくらいだよ。

 

コードブルーで唯一欠点があるとすれば、

「患者の家族の描写」だな。

 

いや、欠点と言えば

「何で新人ドクターみたいな人が救命にいるのか」

というのも問題だけど。

 

ヘリじゃなくても、

救命の人ってオールマイティに治療しなきゃいけないから

相当手練れの人が来るもんじゃないの?

 

 

儚い羊たちの祝宴 感想 最初からネタバレ

おもしろかったーーー!!!

 

1つずつ感想。

 

・吹子さんの話。

オチがうまい。

なるほどねーーー!!!

 

そうきたか!!と思った。

というか、吹子が犯人って吹子が独白するまで気づかなかった。

ずっと、宗太が実は生きていて宗太が殺しているんだと思っていた。

 

だから、あんなに親身な夕日を殺したと分かった時に

「えーー!!何で!?」

と思ったけど、

 

そ~~いう理由か~~~!!

 

いや~~、タイトルがうまく効いてる話。

 

つまり、吹子さんは

「ただ避暑に行きたくなくて」4人も殺しちゃったんだ。

 

ま~正直宗太も他の2人の女性も性格悪すぎて

「死ねよ!」って思える人達だったから、

死んでも別にいいや。

 

夕日はかわいそうだったけど、

他の3人と違い優しい殺し方だったから、ある意味ハッピーエンドかも。

 

慈悲を感じる。

 

あまりに見栄を張り過ぎると、

こんなどうでも良いことで

人を殺さなきゃいけなくなっちゃうんだなあ。

 

そういえばコナンとか金田一でも、見栄で殺すとかたまにあるよね。

 

恨みで殺すのはアリっちゃアリだけど、

見栄で殺すのはちょっとあれかな。

 

・あまりさんの話。

うおーーー!!!

これもオチがすごい!!!

 

犯人、あまり。

 

あまりは完璧で冷静な使用人かと思ったけど、

 

早太郎を見て「この甘ちゃんがぁぁ~~!」とブチ切れる

人間らしい(?)ところもあった。

 

そして早太郎はそれを見抜いていたという。

 

「後から手だけ後で赤くなる」というね・・・

 

 

う~~~ん、ゾワっとくる!!!

 

 

部屋のどこかに飾られたらさあ、

何十年も経つうちにジワジワ手が

赤くなっていくのを見続けなきゃいけないと考えると

ひぇ~~~~!!と思う。

 

この絵は大人しく詠子に渡して、

あまりが入れない詠子の部屋にでも飾ってもらった方が良いかも。

 

それにしても、

「生きてても死んだ扱いにする」ってすごいね。

 

そんなに会社が大事か?と思う。

 

弟で軌道に乗ってるなら、

兄が生きてても社長は弟のままでいいじゃんと思うのだが。

 

お金に余裕があるんだから、

「生きてました宣言」したのちに絵が好きな兄は金に飽かせて画家生活

開始して、家業から離れたら良いのに。

 

それとも早太郎は

本当は社長に返り咲きたかったのかな?

 

弟は賢そうだから、それを見越して閉じ込めてたのかな。

 

でも、色々あったけど最後には早太郎は兄弟を愛してたってことかな。

背景が夜から朝焼けに変化するってことは

素晴らしい門出を表しているだろうし。

 

でも、何であまりだけ別に描いたんだろう?

あまりの手だけ紫にすれば、あの絵に4人描けるのにね。

 

あまりだけ別に描いたってことは、

あまりのことは「家族とは認めてない」ということかな。

 

それか、あまりの手だけ赤になっちゃったら

「え!?なんであまりの手だけ赤いの!?」ってなって、

何十年後かにあまりが早太郎殺人の罪で誰かに責められるかもしれないから?

 

「僕だけが知ってるよ」ってことを分からせようとしたのかな?

あまり、早太郎だけじゃなくて光次や詠子、

虎なんとかさんも殺すつもりみたいだから

その牽制?

 

うーん、でもあまりだけ別に描いてあまりにだけ分かるようにしたってことは、

「殺しても良いよ~」ってことなのかもしれない。

 

なんか家族として歪んでるもんね。

その歪みの象徴である愛人の子あまりに家族を皆殺しにされるのも良いかもしれないと

思ったのかもしれない。

 

「でも、僕は家族(兄弟)を嫌いになったんじゃないよ」

ということを伝える為に、あの絵を描いた?

 

あと、「あまり」って名前もすごいよね。

小説に出てくるキャラの名前が

現実になさそうなおかしな名前は

意外とよくあるから

「ふーん」で読み飛ばしてたけど、

 

愛人の子=余りの子

 

=あまりちゃん。

 

ひ、ひで~~~~!!!

 

でも伏線がよく効いてる!!

 

 

屋島さんの話

そういうオチかーーーーーい!!!

 

いや~~~~

こういう話好きです!!!

 

怖がらせるだけ怖がらせて、

「なんちゃって!」みたいなオチ。

 

なんか

ずっと息をはりつめて読んでああ~~やばいよやばいよ・・・と思ってからの、

 

そっちかーーーーい!!!なオチ。

 

好きです。

きっと皆この話を読んだら笑うと思う。

 

確かに、ずーーーーっと伏線でその傾向は出してた。

確かに。

逆に、「何でそうしないと思った?」自分に問いかけたいくらい。

 

うふふ、屋島さんのキャラ、好きです。

ア――私も屋島さんの別荘に行っておもてなしされたいよ~~。

 

 

・五十鈴さんの話

五十鈴さんはね、

あのババァに復讐したかったんだと思うよ。

 

多分だけどさー、五十鈴さんの両親はあのババアに殺されたと思う。

「焼けました」っていうの、放火とかそういう系っぽい。

 

五十鈴さんが有能過ぎて、

ババアが無理やり天涯孤独にしたんじゃないかな。

 

それで、感情を失った子みたいになっちゃったとか。

 

主人公とは友情っぽいものを築いていたけど、

あれも確かに本物のような気はしたけど、

心の底には復讐があって、

ひたすら復讐の機会をうかがってたとか。

 

そう思うと、

赤ちゃんを焼いちゃうのも意味通るよね。

 

それを見たババアが憤死したのも、

内心「ギャハハ!!大成功!!」みたいな気持ちだったんじゃないかな。

 

こういうババア嫌よね~~と思う。

いや~~五十鈴さん良くやった。

 

主人公は「自分は弱い」って言ってたけど、

良くやった方だと思うよ。

 

弱かったら、

普通に毒杯飲んでると思うもん。

 

あのお母さんやお父さんの姿見て、

「強く育て」っていう方がムリ。

 

五十鈴さんが見つかって、

今度こそ本物の友情が芽生えると良いなと思う。

 

 

・まりえさんの話

個人的に一番怖かったのは、最後のまりえの話。

 

普通の人が大金を持ったばかりに、

 

「詐欺師っぽい人からうまいことを言われて金をむしり取られていく」

 

っていう描写、

個人的にすごくキツいんですよね。

 

パパ!!しっかりしろよ!!

乗せられてんなよ!!

 

てかさー、

大人が明らかに騙されてるのに

 

「子供だから見てるしかできない」って

 

ちょーツライよね。。

 

夏さん、最初はとんでもない悪党かと思ったもん。

絶対お金横領してると思ったし。

 

あとは、本のタイトルにもなってるのがこの小説のタイトル。

 

うまく回収してある。

 

儚い羊たちの祝宴というのは、

「バベルの会の子たちが食べられてしまう」という話だね。

 

そして食べる箇所は「唇」ということは、

もしかしたら「これ人間じゃ・・・?」と気づくこともあるかもしれない。

 

そして、まりえの日記が途切れているのを見ると

まりえも食べられたんじゃないかと思う。

 

パパが愚鈍過ぎて、

娘まで調理されたのに「うまーい!!」って

気づかず食べちゃう図も想像できてしまうのが恐ろしい。

 

そして母親が台所の娘の残骸を見つけて

初めて両親が「娘がいない」ことに気づく展開とか。

 

ひえ~~~~!!

 

夏さん仕事しすぎ!!

 

それにしても

「おいしいところ食べて後は捨てる」という流儀、

あんまり賛同できないわ。

 

ちょっとならいいけどさー、

「99%捨てる」ってどういうことよ。

 

もったいなさすぎる。

せめて6割くらいは食え!

 

そういうの生理的にムリ~。

 

 

そういうことで、一気に読んでしまった。

うーむ、面白かった!!

 

思うんだけどさ、

娯楽の本ってやっぱり

「ページをめくる手が止まらない」ものを読むべきだと思うんだよね。

 

よくさー、三四郎とかたけくらべとか山月記とか、

国語の教科書で「面白い文学」として紹介されてるけど

 

正直面白くなくない??

 

つーか字が詰め込み過ぎて、ケータイ小説の方がまだ少し読める。

 

昔の文学って表現が古くて頭が理解を拒否してしまう。

 

読んだとしても「後どれくらいで終わるの~?」って思いながら読んでしまう。

 

なんだろうね。

あの戦前・戦中・戦後(昭和初期~中期)に書かれた本の

全体的にホコリっぽい雰囲気。

 

封印したい。

 

 

 

今後原爆を落とされないようにする為には

うぜーーー!!!

 

今日は原爆が落ちた日だが、

「原爆は悲惨、悲惨、悲惨、焼けただれた人…」

 

ニュースはそればっかり。

 

もーーー

うぜーーーーー!!

 

いーかげんさあ!

「今後どうしたら原爆が落とされないようなるか」を考えろよ!!

 

いつまでも

 

「あの日は悲惨じゃった…おわり」

 

じゃ死んだ人も浮かばれないよ!!

 

原爆で苦しんだ人こそさ、

「日本は国防を強めるべき」とか言うべきじゃない?

 

だって日本が弱かったせいで原爆は落とされたんだよ?

 

核兵器を作る話し合いのできない狂った国(北朝鮮)を

消すことはできないんだからさ、

 

こっちが自衛するしかないんだよ。

 

原爆の日が来るたびに

シクシクナヨナヨした精神を見るとイライラ来る。

 

力が全てとは言わないけどさ、

 

あんな貧乏国家の北朝鮮

何で大国アメリカと対等に話ができてるかというと

 

「アメリカに届く核兵器があるから」なんだよ。

 

だからアメリカも

「まーまー、落ち着けって、な?」みたいな感じで対応してるじゃん。

 

力があれば

それだけである程度話を聞いてもらえるんだよ。

 

軍事力は大切。

日本はどんどん兵器を開発して強くなるべき。

 

 

 

ゲーム フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと 感想

オチが弱い。

 

表現とか攻略方法はすごく面白い。

 

 

 

だが、

 

 

 

 

オチが弱い。

 

 

 

 

なんかなー、私はずっと

「インディ―が黒幕」かと思ってたんだよね。

 

一人90才くらいまで長生きしているし、

インディーが何らかの理由で家族を殺しまわっているみたいな。

そういう展開を予想していた。

 

だが実際は全部ただの事故。

 

つーか一族みんなドジっ子じゃん!

ちゃんと注意してれば死なない系じゃん!

 

呪いもどんな呪いなのかハッキリしないし。

 

なんかな~奇妙な家があるけど、

別に変なところはない。

 

普通に、部屋がたくさん増築されているだけっていう。

 

あれだよ、やっぱりインディーが犯人であってほしかった。

 

「行方不明の絵描きの遺体がインディーの部屋にあった」

「サケ工場の子に大麻をすすめたのは実はインディー」

とかだと

ゾクっと来て良かったんだけどな。

 

うーん、なんかな、ミステリーっていうか、

ただの追想録?みたいな感じ。

 

ミステリーなら犯人を用意してほしい。

ちゃんとした人間の犯人を動機も小道具も用意した上で、

「でも実は本当に呪いかもしれません・・」みたいなオチが一番ステキ。

 

雰囲気はすごく良かったからな~。

後は、人間の犯人を用意してくれたら一番良かった!

 

それはともかく、フィンチ家の死因が本当にうっかり過ぎて、

 

「あの後家族はどう思って過ごしたんだろう・・・」と

 

考えてしまうものが多かったのは良かった。

 

フィンチ家は色んな死因があるけど

個人的に胸に来たのはまず

 

・「ドーンの父親」の死。

 

あんなさぁ、あんな死に方ってある?

あるけどさ、なんかもうやりきれないよね。

 

あんなマヌケな死ってないよ!

こんなのってないよ!

 

って思ってしまう。

 

人ってあっけないな…と感じる。

 

後は、「モリー」の死。

 

多分母親は、「ちょっとした罰」な感じで

ご飯をあげなかっただけなんだろうけどさ。

 

それが原因でモリーは死ぬ。

 

しかも、「お腹空いた~」って言うの、

母親は「寝なさい」って返事しちゃってるからね。

 

あそこで「しょうがないね、ご飯食べようか」ってご飯あげてたら

モリーは死ななかったからさ、母親は後悔したと思うよ。

 

ところで、モリーが猫になったりサメになったりするけど、

あそこは完全に

 

「家族の中で殺し合いが起こったことの暗示」

だと思ってた。

 

違ったけどね。

 

それぞれの動物が家族の誰かのモチーフで、

 

家族の中で「猫」を表す人物が「ツバメ」を表す人物を殺し(食べ)

「フクロウ」を表す人物が「ウサギ」を表す人物を2人殺す(食べる)。

みたいな。

 

モリーは最後怪物になるけど、その怪物も家族の誰か、みたいな。

 

部屋にやたら怪物のおもちゃとか絵を飾っているのがその人物で、

その人物がインディーだったらさらにやべえみたいな。

 

「謎を解き明かす!」というより、

しっとりなりたい人におすすめのゲームだね。