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主に不平不満を書く日記

9割不満、1割賞賛を述べる日記です。

葉子先生は精神病(認知症?)になることで悪魔になれた。

ドラマ「真昼の悪魔」を最終回まで見ました。

 

葉子先生は自分が悪魔ではないかと葛藤していましたが、私個人の感想としては

 

「悪魔的な面はありながらも、完全な悪魔にはなりきれなかった」

 

というのが結論です。

 

理由は自分の子供を殺せなかったから。

 

あの展開で、ニコニコしながら自分の子供を殺してなおかつニコニコして日常生活に戻ることができたら、もうこれはどこに出しても恥ずかしくない悪魔だと思います。

 

でもそれができなかったので、葉子先生は完全な悪魔ではありません。

 

ですが、病院で罪悪感を抱かずに患者を殺したり殺させようとしたりした時、葉子先生は確かに悪魔の片鱗がありました。

 

世の中完璧にクロシロつけるのは難しいですし、実際の世の中でも完璧に良い人、完璧に悪い人なんてそうそういませんから、一部分とんでもない悪魔で、それ以外は割と普通の人間がいてもおかしくないと思います。

 

そして葉子先生はそういう人間だったということですね。

 

ドラマの展開としては、子供を殺してステーキ食べて「さ~また殺そ♪」とニコニコして視聴者を恐怖させる葉子先生も見たかったですが、前の話で神父さん関係で泣いてしまったので、あの時もう葉子先生は完全な悪魔ではなく人間だという結論が出ていたと思います。

ですから完全な悪魔展開はもうあり得ないですね。

 

 それから最終的に葉子先生がどうなったかというと。

最終回はちょっとわかりづらい展開でしたが、私なりに考察をします。

 

・なぜクーポンを全部使ったのか?

溜めていたクーポンを全部使うということは、ここにはもう来ない=自首するという意味かもしれませんが、むかついたおばさんを撃ち殺せたのでテンションが上がってクーポン使っていっぱい食べちゃえ~と思ったのかもしれません。

葉子先生はニコニコしてたので、後者だと私は思います。

 

葉子先生は幼少期~病院での殺人で「自分は悪魔だ」→神父様に関わって「悪魔じゃないかもしれない?」→エマに関わって「子供殺せなかったんですけど。私悪魔じゃないの?ほんとに?」から完全に私情でおばさんを殺したことでさらに進化して「悪魔じゃないけど殺してさっぱりしたわぁ。やっぱり悪魔なのかも!」ということで、あれからも悪魔の道を突き進んだんだと思います。

 

・看護師の「刑務所にいたらしい」という話

ふっきれた葉子先生はあれからたまに刑務所に入ることがあったのかもしれません。でも頭が良かったので殺人ではなく窃盗とか正当防衛のやり過ぎとかそういう奴です。だから刑期が短いし、ニュースにもならないのでみんな知らない、という感じでしょうか。

 

・入院費だけ払う娘

娘は面会に来ない。

あの葉子先生にベタ惚れだった大塚さんが、娘に葉子先生のことを悪く言うのは考えにくいですから、家族からは「良い母親」として聞いているはずです。

 

それなのに会いに来ないということは、娘も葉子先生の悪魔の血をひいている隠喩なんじゃないかと思います。

 

父親からは「あなたのママはめっちゃ頭良くてめっちゃ美人でめっちゃ良い性格してたよ!」と散々聞かされたけど、精神病になっちゃってると知った途端「あ、じゃあ会う必要ないわね」とばっさりニコニコ切り捨てちゃうような性格の娘。まさに葉子先生。

 

・子守歌

すっかり老けてしまった葉子先生が歌っている子守歌。

これは色んな場面で歌っていましたが、エマちゃんを穴に連れて行く時にも歌っていましたよね。

多分葉子先生の中で、自分の中で「悪魔的所業ベスト3」みたいなのがあってその中の第一位が「かわいがっていた自分の娘を殺そうとした」だと思うんです。

あれから「自分は悪魔じゃなかったけど正直に生きようとした」した葉子先生は、精神病(認知症?)を患ってしまったのですが、その中でも葉子先生のステキな思い出として娘を殺そうとした思い出があり、それを懐かしんで歌っているのではないでしょうか。

 

葉子先生、老けても白衣とあの本を手放してませんよね。

つまり最終的には悪魔な自分が好きだったのではないかと。

 

「私めっちゃ悪だわ~、娘殺そうとするなんてめっちゃ悪いわ~」という思い出に浸りながら思い出の歌を歌っているとしたら、とんでもない畜生なので、葉子先生は最後には悪魔になれたんだと思います。

 

人生の良さって、最後で決まるとも言いますよね。

そうなると、紆余曲折ありながらも最後は悪魔な思考に支配された葉子先生は幸せだったのではないかと思います。

 

 

最後に。

 

Youko,my angel。

 

あのCM、画期的だと思いました。