「俺があいつを殺したんだ…」とか言って実際は殺してない詐欺。
漫画とかアニメで、良い感じに絆ができてきたのに主人公や主人公の仲間ポジションキャラがなかなか仲間にならない時ってありますよね。
それでその理由として、自分は人殺しだから仲間になれない、力を使えないって展開よくありますよね。
「俺があいつを殺したんだ…」
とか言ってナヨナヨ悩む展開がありますけど、それってだいたい殺してない。
死んだ奴をAとすると、例えば主人公が「今日はあそこ行こうぜ!」って言い出してAが勝手に事故って死んだとか、Aが敵にやられるのを黙って見てるしかなかったとか、病気で救えなかったとかそういう奴。
間接的に死にかかわっただけで、直接手を下した訳じゃない展開。
それ、殺してないから!
事故とか病気とかその人の運だし、殺したのは敵だし!
お前じゃないよ!
事実を言ったら100%、「それはお前のせいじゃないよ!」とか「お前は優しすぎる…」とか言われて主人公や仲間キャラの株が上がる奴。
がっかりですよ。
殺したっていうならさ、もう本当に疑いの余地が無いほどおりゃー!ってナイフをグサグサさして殺したとか、憎かったから殺したけど、今更ながら殺さなければよかったと後悔してるとかいう奴にしてほしい。
殺してないのに殺したとか悩んで物語をひっぱるの本当にやめてほしい。
お!あいつ自分の一時の感情で人を殺ったのか…それじゃ今更正義の味方なんて気取れないよね、わかるわかる!って葛藤を理解してたのに、いざフタを開けてみたら「殺してない」。
むしろ優しいから、正義の味方になる資格ありまくり。
うぜー!そんなのカウンセリングでどうにかしろよ!
殺したって言うならしっから殺してろよ!
「昔人を殺したけど、今は堂々と正義の味方やってまーすw事件が起こるたびに加害者に説教もしまーす」的な展開もありですよ。