「腐ってない」感を出す食べ物を信じて途中で殺された。
今は便利ですよね。
冷蔵庫があるから、食べきれない量の食べ物を買ってもとりあえずそこへ入れておけばセーフです。
使い切れない食材も、残りは冷蔵庫や冷凍庫に入れておけばすぐ腐ることはない。
だけどね、結局物は腐るんです!
冷蔵庫に入れたとしても、そういう運命から逃れられないんです!
あるところに豆腐がありました。
賞味期限が切れていました。
でも、中を取り出すと変色もしていないし、変な臭いもしませんでした。
「私腐っていません」
豆腐はそう言っているような気がしました。
そこで私は食べました。
食べながら、
”この豆腐はいつ買ったものだろうか”
”豆腐はこんな味だっただろうか”
ということを考えました。
半分くらい食べたところで、やっぱり普通の豆腐の味じゃないような気がして
捨てました。
そして下痢しました。
そういう物語が、昔ありました。
手を付けていない食べ物って、丸ごと捨てるのはすごく勇気がいりますよね。
そういう時って、食べ物も、「大丈夫だよー!!」って声出しませんか?
食べ物が「大丈夫」って言うなら、賞味期限切れてても食べるしかないですよね。
それに、どうせ捨てるなら半分くらい食べて
「やっぱり腐ってるわ!」みたいに納得してから捨てたくなりませんか。
自分に納得できるというか。
なりませんか。
そうですか。