シンゴジラに美少女が出てこなくて安心した。
少し前に、映画シンゴジラを見た。
私はゴジラが好きで、
VSモスラ(バトラ)、VSキングギドラ、VSデストロイヤーも見たことがある。
だが、このシンゴジラはちょっと手を出し辛かった。
理由は「監督が庵野さんだったから」。
テレビアニメも映画も見た。
そしてエヴァと言えば
「精神世界」、「美少女」、「セカイ系」、「子どもが活躍する」
というのが私のイメージだ。
今までは
みたいなコッテコテのタイトルだったのに、
今回は
「シンゴジラ」
という、ちょっとオシャレなタイトルから、
ゴジラと意思疎通できる謎の女児か美少女が現れて、
主人公の少年と出会って、自衛隊となんやかんやありながら、
最後はその女児か美少女が己の命と引き換えにゴジラを殺すか海に帰す…
もしくは、
主人公がゴジラの深層心理に入り込んで、
人間の愚かさとかそういうのを悟るみたいな
なんかよく分からん展開をして
心のカギを見つけたら扉が光って
なぜかゴジラが人間を理解してくれて海に去っていったとか。
そういう奴かな~と思っていた。
そしてそんな物語を予想して「げぇぇ~」と思っていた。
だが、現実は違った。
むしろめっちゃ現実で、
「謎の美少女」なんて全く出てこなかった。
いや~これだよ!
これこそゴジラだよ!
この「意思疎通のできなさ」とか最高だよ!
あと、背中からビームを出すシーン。
めっっちゃキレイだった。
感動した。
あのビームに殺されても良いとさえ思えた。
シンゴジラ、めっちゃオススメですよ。