主に不平不満を書く日記

9割不満、1割賞賛を述べる日記です。

高校生平和大使って平和ボケしてそう。

長崎にいると、

長崎の平和ボケ度が嫌になってくる。

 

「平和を祈っていれば、世界は平和になる」

 

とか本気で思ってそうだ。

 

原爆資料館千羽鶴をたくさん置けば、

それだけで核が減る」

 

と思っている節もある。

 

漫画ベルセルクで、戦いの最中に神に祈ろうとして

「祈るな!剣が握れなくなる!」

みたいなセリフを叫ぶシーンがあるけど、

 

ホントその通りだと思う。

 

祈るだけで敵が戦いをやめる訳ない。

 

高校生平和大使もそうだ。

長崎には「高校生平和大使」という制度がある。

 

毎年何人か公募で高校生が選ばれて、

 

「平和の大切さを国連に伝える」

 

という大役を担い、その後1年間平和の為に活動する。

 

そして選ばれた高校生は平和を伝えに

スイスの国連まで行くんですよ。

 

なんかさー。

「原爆が落ちた都市の子孫」という肩書は

平和を語る上ではとても立派だけどさ、

ホントに分かってんのかな?って思う。

 

世界が核を手放さない理由。

今核を持っている国は、

それぞれ自分のところの事情があって核を持っていること。

逆に、強国なのに核を持たないけどその理由は「平和」だけじゃない国もあること。

 

ただ「原爆の悲惨さ」だけ伝えれば、世界の人は分かってくれるとか

本気で思ってそう。

 

平和ぼけすぎる。

 

平和大使に選ばれた高校生は、

世界で核を持っている国を調べて、

その国が何で核を持っているのか調べて、

民族の対立とか経済依存とかそういうところまで深く知って

その上でどうすれば核を取り除くことができるのか、

「核を持たずに核兵器を持っている国に対抗する手段」を

自分で考察したりするのだろうか。

 

テレビのインタビューなどを見る限り、

してなさそうだと思う。

 

平和ボケだなあ。