コード・ブルー3 2話の感想。なんか感動!みたいな音楽流してるけど。
17才の出産をどうするかでもめて、
結局父と娘が
良い感じになって
良い感じの音楽に乗せて
良い感じに「産む」という結論にたどり着いたわけだが
うーーーーーーん。
こりゃね、うーーーーーーーーんだよね。
いや~
・17才で出産なんて、これからのこと考えたら絶対やめた方が良いよ!
・おじいちゃんが若いから、なんとかやっていけるかな?
・死別とかではなく、最初から父親がいない子か…
・せめて高校を卒業してからにすれば良いのに
・やっぱり17才は早すぎる気がする
・このおじいちゃんの性格をまるっと継いでいるなら、娘も大丈夫か?
とか色々考えちゃって。
でもさー、やっぱり手放しには喜べないよね。
娘が父親に「子供を早く授かって、後悔したことある?」と言っていたけどさ。
後悔はしてないだろうけど、その結果が
「高校中退で父親不在の子供を妊娠」ってことは…
うーん、なんていうか、「今」後悔してるのかなって感じ。
娘が子供の父親について「私が好きになっただけだし…」と言っていたけど、
「好き」だけで子種をもらうのは早すぎる!
相手に結婚願望がなくて、どうしてもその人との子どもが欲しくて
「認知もいらない。子どもは自分で育てるから種をくれ!」っていうのは
自立して例えシングルで出産しようと子供を大学卒業まで持っていけるだけの
稼ぎのある大人の女性ならカッコ良いけど
「ただの未成年」が言うと責任感なさすぎだし、
さらにいうとそれを許した相手の男はもっと責任感がない。
未成年の「ホントに好き!」って、ホントに脆いよ。
ちょっと成長すれば、
「何であいつなんかが好きだったんだろ?おっかしー」
みたいに笑うから。
古いたとえだけどさ
小学生の時は「タキシード仮面様カッコイイ!」だけど
高校生になったら「中学生と付き合う大学生?ロリコンキモ」
になるからね。
なんかな~。
ていうかそんな感動しないよね。。
視聴者には
この17才が
・ちゃんとした若ママになる未来
と、
・次第に子供がウザくなって子供を虐待したり
おじいちゃんに預けて家に帰ってこなくなったりする未来
の両方が見えて、なんていうか素直に感動できないというか、
なんやろ。
「こういう選択もある」っていう一つの人生をドラマとして表現するのは
良いことなんだけど、
さもこれが
「感動の場面!」
みたいにされるとちょっと違うかなみたいな。
どちらかというと、
「産みます…ゴクリ」みたいな緊迫したBGMの方が
似合っている気がする。
あれだよ、
とりあえず小さな命を
「助けるのはGOOD!」
「殺すのはBAD!!」
みたいに決めつけちゃうのやめてほしい。
考えてみてよ、
自分が次「北朝鮮の貧民層」に生まれるって分かってて
自分を産もうとする母親が
「産むか産まないか」
で迷ってたら
皆「産むな!!」って願うでしょ?
そういうことだよ。
この世は天国じゃないんだから、
生まれれば絶対に幸せになれる世界じゃないんだよ。
「小さな命はどんな状況だろうととりあえず助けるのが大事」
とかいう風潮やだ。