0才~3才くらいの子供は「認知症患者」に似ている。
「育児って楽じゃね?」
「子供と遊んでるだけでいいんでしょ?」
「育児中の専業主婦なんて空いた時間
自分の好きな事しまくりじゃん」
という意見がある。
そこでこういう例えを思いついた。
「子どもは認知症患者に似ている!」
しかも、おだやかな認知症患者ではなく、
・気が付けば黙ってそこらをウロウロする徘徊系。
・家のものを無自覚に壊しまくる破壊系。
・壁にうんちを塗りたくる排泄系。
・世話をしている人に「お金取ったでしょ!」と泣きわめく被害妄想系。
・自制が効かず、外に連れ出せば「ギャー!」と感じたまま叫ぶ奇声系。
・いきなり発情して場を凍らせる欲情系。
これらの複合型だ。
認知症患者の在宅介護がどれほど大変かは、
介護をしたことがない人でもある程度分かると思う。
また、彼らは常に監視が必要で
少しでも監視を怠れば
「ちょっと目を離したすきに外へ出て電車に轢かれた」
という話がゴロゴロ出てくる。
そうなると24時間介護の状態になるので
「いくら身内で訳が分からなくなっているとしても耐えられない」
という話もたくさん出てくる。
いくら「ダメ」だと教えようとしても、
認知症患者は脳の一部がダメージを負っている為
物理的に学習ができない。
一方0才~3才の子供も
理解できない・もしくは理解しても自制が効かない事が多い。
ほっとくと物を壊す・寄生をあげる・情緒不安定の認知症患者と
24時間いることを考えてみよう。
とても大変そうですよね。
育児も同じ。
体のサイズが違うだけで、
やってることは同じだ。
だから「育児って楽~」な訳ない!
(認知症患者に世話しやすい人がいるように、
子供にも世話しやすい子もいるけどね。でも少数ですよ。)
だから正常な大人にとって
散歩だって買い物だって本来地獄なんだよ。
みんなだって、認知症患者をつれた人が買い物や散歩にきて、
急にその人が奇声をあげたり勝手に商品を取ったりしたら「うわあ」と思うし、
お世話の人がそのつどみんなに「すみません!」と謝っていたら
いたたまれない気持ちになるよね。
大変だな~と思うよね。
育児もそれと一緒!
言葉を理解できない子供は家にいてもストレス溜まるし、
外に連れ出してもそれなりにストレスが溜まる。
そう考えるとさ、
「0才から保育園に預ける」というのも悪い気はしなくない?
0才から預けるなんて…と文句を言う人もいるけどさ。
ひどすぎる認知用患者をプロにお任せするのと同じ。
こちらが全て抱えてしまうと、こちらがつぶれてしまう。
だったら保育園というプロ集団にデイサービスみたいな感じで
ある程度任せた方が、ストレスも減るし経済も回る。
おわり。