主に不平不満を書く日記

9割不満、1割賞賛を述べる日記です。

子供の「失敗」を許さないのは大罪。

失敗って言っても、「故意に殺人」とかは許しちゃダメだけどさ。

 

ここでいう失敗というのは、

持ち物で失敗、料理で失敗、勉強で失敗、習い事で失敗など

何かを学ぶ上でする失敗の事だ。

 

子供が忘れ物をすると「忘れ物して!」

子供がテストで悪い点を取ると「悪い点とって!」と怒る親がいる。

 

だが、怒るというのは良くない。

子供は怒られると、怒られないように行動する。

 

それが「忘れ物をしないようにする」「テストでいい点をとるようにする」

という方向に行けば問題ないが、

 

多くの場合子供は短絡的な生き物なので

その場しのぎしかしない。

 

そこで怒られないように

「ごまかす」「嘘をつく」という方法を覚える。

 

これを覚えた子供は今後も似たような困難があると、

このような方法で乗り越えようとする。

 

だが、それが社会で通用するだろうか?

しばらくは通用するかもしれないが、

それでは周りからの信頼は得られないしいつか大きな失敗をする。

 

だから親がしなくてはいけないのは、

怒るのではなく、「対処法を教える事」だ。

 

その子が今後失敗しないようになる対処法が必ずある。

 

それを、子供の内に子供と一緒に見つける事こそ親の役目だ。

 

親が怒って子供がホイホイ言う事を聞くなら、親なんていらない。

学校の先生だけで事足りる。

 

大人だって、新社会人がすぐに役に立つかと言えばそうではない。

その会社での仕事のやり方を先輩が教えて、何年かしてやっと使い物になってくる。

 

子供ならなおさらだ。

 

失敗したから怒鳴りつける、はブラック企業と一緒だ。

いつか子供は社会人が過労死するみたいに自発的に死ぬ。

 

 

怒るのはやめよう。

 

 

おわり。