主に不平不満を書く日記

9割不満、1割賞賛を述べる日記です。

白髪を抜くのが楽しくてたまらないが髪が減るのが悲しい。

最近ハマっていることは「白髪を抜くこと」だ。

 

私はまだ髪がほとんど黒なのだが、たま~に白髪が1本生える。

それを抜くのが楽しい。

 

白髪を抜くのってなんであんなに楽しいんだろうか。

そして、うまく白髪が抜けた時の達成感。

 

宝くじにあたったような、

1つのプロジェクトをやり遂げたような…

そんな素晴らしい気持ちだ。

 

だが間違って黒い髪の毛を抜いてしまうと、消失感がヤバイ。

株を買ったことはないが、株で損したような気分になる。

多分同じ気持ちだろう。

 

だから抜くときは手術の如く慎重に行う。手術をしたことはないが。

 

残念なのは、白髪が少ないので一度抜くと

次の白髪が生えてくるまで我慢しなくてはいけないことだ。

 

なかなか白髪が生えてこないとイライラするようになってしまった。

これって依存症だろうか。

ギャンブル依存症の人もこんな気持ちなのだろう。なったことはないが。

 

いっそ、黒髪を一本白く塗って

白髪に見立てて抜きたいという気持ちになったことさえある。

 

ヤバイ。

 

 

ウィンドウズ10のログイン画面の壁紙に時々蓮コラが現れる。

私のパソコンはWindows10だ。

 

以前はWindows8だったが、

それよりもとても使いやすい。

 

非常に快適になった。

 

だが不満もある。

 

Windows10は、

ログイン画面の壁紙がランダムで切り替わる。

 

それ自体は楽しい。

壁紙は風景写真がほとんどだ。

たまに動物もいる。

 

厳選されているのか、どれも見事な写真だ。

 

だが、たまに

蓮コラみたいな写真が現れる。

 

故意に蓮コラになったものではない。

 

同じような畑が続く風景をかなり遠くから撮った写真が、

蓮コラみたいに見えるのだ。

 

そこまでひどくはない。

だが、その写真を見た瞬間、びくっとなる。

 

…大丈夫。

セーフ、大丈夫大丈夫。

ただの畑だから…。

 

そう自分に言い聞かせて、素早くログインする。

 

「この写真は気に入らなかった」ボタンを押すのも忘れない。

 

人生は常にサバイバルだということを教えてくれる

Windows10先生であった。

小説「ハサミ男」2週目。

ネタバレのため空白。

ハサミ男2週目。

 

あまりにも意味不明というか、

自分の中で視点の切り替えがうまくいかないので、

最初から

 

「わたし」=「安永さん(女性)」

 

として

小説を最初から読み直した。

 

周回ルートである。

 

読後。

あっあっあ~~~~

なるほどね!

 

バターを乗せたトーストとかオレンジジュースとか

朝食がオシャレなのは女性だったからか。

ついでによく見たら、煮物とかも食べてる。

 

佐々塚さんがやけに用件を言いつけたり挙動不審だったのは、

「安永さんが美人設定」だったからか。

 

デブじゃなくて「でぶ」、というのが一読した時も少し気になったが、

女性だったからか。

 

へ~~~~。

 

モヘアのセーターとか、やけに女性の服に詳しいのも女性だからか。

 

なんか読めば読むほど、

この「わたし」は女性にしか見えない。

最初に読んだ時は完全に男性に見えていたのに、不思議だ。

 

「どうしたんですか…」

↑こいつが日高さんか~!確かに気弱そうだ!

日高さんは、2番目の発見者ってことだね。

 

今まで遺体発見者は日高さんだけかと思っていたけど、

よく見たら太った男性と女性の2人が事情聴取を受けている。

すごい。

全く気が付かなかった。

 

最初から「わたし」=安永さんだと読むと、

問題の小節22からもすんなり読めた。

 

なるほど~。

ここで、安永さんは日高さんが犯人だと言ったのか。

そして犯行がバレたので、日高さんを殺害。

日高さん、本当にちょこっとしか出番なかったんだなあ。

 

結論。

ハサミ男は、2週目が面白い。

物語がすごくよく分かる。

 

1周目と全く別の視点から読むことで、

「わたし」が女性だという色んな

ヒントを見つけることができる。

 

面白い。

ハサミ男を読む方は、ぜひ2週目をお楽しみに。

小説「ハサミ男」を読んだ直後の感想。ネタバレあり。

なんかすごい叙述トリックがあるということで

殊能将之さんの「ハサミ男」を読んでみた。

 

その、読後直後の感想である。

ネタバレするので空間を開ける。

 

いや~、

「小節22から、訳が分からなかった」

 

これが素直な感想だ。

 

 

この小説、区切られた27の小節からできているんだけど、

21まで素直に面白く読み進めることができた。

 

ハサミ男」と呼ばれる主人公は

これまで2人を殺したんだけど、

模倣犯である「ニセハサミ男」が現れて、ターゲットである3人目を先に

殺されてしまった。

しかも、その事件の第一発見者になってしまった。

やべえ。

 

という話だ。

 

 

21までは、

「本物のハサミ男」視点と「探偵役の刑事たち」視点が交互に来て、

ハサミ男はいつ捕まるんだろうかとかニセハサミ男は誰なんだろうかとか

ドキドキしながら読んでいた。

 

ところで、ハサミ男の名前は日高光一という。

日高は太ったフリーターで、

多重人格者で頭の中に「医師」という別人格がいる。

 

 

そして問題の小節22から。

小節22では「本物のハサミ男」=日高さん視点のはずが

「日高と呼ばれた男はそう言って…」と

なぜか視点が日高さんじゃなくなる。

 

じゃあ今誰の視点なんだというと「安永」という人らしい。

 

え?

安永って誰?

 

葬式の人?

警察の人?

由紀子と話してたおじさん?

 

とページを戻したが、「安永」という人はいなかった。

 

誰…

誰なんだこいつ…

 

と思いながら読み進めると、さらに

今しゃべっている安永さんという人が「本物のハサミ男」で、

日高さんという人が「ニセハサミ男」…と見せかけて

本物でも偽物でもない「何もしていない人」らしい。

 

じゃあ今まで日高さんとして見ていた

「本物のハサミ男」の視点の話はなんだったんだっていう。

 

なんかいきなり訳が分からない展開になって、

しかも今まで「わたし」と言えば「日高さん」だったから、

 

「お前が殺したんだろ!」

「違う、殺してない」

「殺したんだろ!」

っていう問答が続くんだけど、

日高さんがしゃべっているのか安永さんがしゃべっているのか分からなくなった。

「本物のハサミ男」である日高さんを、

安永さんと言う新キャラが「お前が犯人やろ!」と問い詰めてるように見えるんだけど、

 

実は何もしてない日高さんが

安永さんを「お前が犯人やろ!」と問い詰めている安永さん視点になっている。

 

うーん、頭が混乱する。

そして小節22では安永さんが日高さんを殺害する。

 

そして、安永さんの頭の中にも日高さんと同じく「医師」がいる。

え?

 

つまり、日高さんも安永さんも多重人格者で、

たまたま同じような人格を生み出してたってこと?

 

小節23。

今いる場所が分からない。

日高さんの部屋?

日高さんの部屋ってこんなに色々あったっけ?

 

そしてさらに人がやってくる。

それは由紀子と笑い合っていた「年上の男」だ。

 

小節24。

なぜか安永さんは消え、医師と「年上の男」が話し出す。

 

安永さんはどうした。

どこへ行ったんだ。

 

「年上の男」はプロファイルがうんたらとか言っていたから、

「探偵役の刑事たち」視点で出てきた有能そうな堀之内さんだろう。

 

よく分からないが、

「本物のハサミ男」である安永は

堀之内によって逮捕されそうである。

 

小節25。

なぜか堀之内が「ニセハサミ男」だったという告白から始まる。

え?

そうだったの?

何で今そんなこと喋り出すの?

 

小節26。

さらに人が来る。

「探偵役の刑事たち」視点ででてきた、

主人公っぽい磯部という刑事だ。

 

なんか、堀之内が怪しいと思っていたらしい。

そして堀之内は自殺。

 

その後はエピローグ的な感じで、

どうして堀之内が怪しいと感じるようになったかなどの

舞台裏が磯部刑事から語られる。

 

ふーん。

あーそういえば怪しいねえ、という感じ。

 

ていうかさ、結局どこまでが日高さん視点で、

どこまでが安永さん視点なの?

日高さんも安永さんもでぶなの?

 

でぶだけど美人ってなんか変じゃない?

 

そして最後。

あれー。

結局捕まらないんだ~。

ていうか、ハサミを突き立てる意味って何だったの?

 

結局安永さんの動機って、

「平和に暮らしている頭の良い女の子を殺したい」ってことかな?

 

うーん、

ネタバラし的なシーンが「小節22~最後」になるんだろうけど、

なんかちょっと難解過ぎて

「あっ、あっ、あー!なるほど!なるほどね!」

とはならなかったなあ。

 

もう少し頭の中で整理をつけられる人なら「ほーん」って思うのかもしれないけど、

いきなり視点が変わると誰がしゃべってるのか分からなくなる。

 

おしい。

 

それから他に気になったこと。

 

・最後 

最後、もう少しひねりが欲しい。

 

安永さんの視点がもう一回くらい変わって、

日高さんだと思ってた視点が実は安永さんだけどやっぱり実は日高さんでした、まで見たかった。

 

・タイトル 

タイトルにもある「ハサミ」。

 

この

「何でハサミを使うのか」

というのが分からなかった。

 

安永さんがどうして殺人をするのか、どうしてハサミなのか。

頭の良い女の子を殺したいなら、なぜ殺したいのか。

もう少し内面を知りたかった。

 

・ミートパイ

おいしそう。

ミートパイが食べたくなった。

 

・由紀子の性格

ほーん。

サイコパスっぽい。

”実験”なんかしてるから殺されるんだよ~。

堀之内さんが殺さなくても、いつか誰かに殺されそうだ。

 

・日高さん?安永さん?の自殺

よく死なないな!

死にたい死にたいと言いながら人を殺すとは。

早く自殺が成功しますように…。

 

 

 

ネタバレ「殺戮にいたる病」ネタバレ

小説「殺戮にいたる病」のネタバレ感想だ。

 

一応空白を開ける。

例の「2行」を読んだ時の気持ち。

 

え~~~!!

ちょっ…ちょっと待って!

なんか最後の方でいきなり謎の男がでてきて、

「なんだこいつ!?」

とか思ってたら、お母さんに会いに行っているはずなのに

お母さんはまだ道を走ってるし、

「こいつ誰に会いに行ってるの!?」

と思ってたら、そういうことかよ!?

 

あ~~~~

だから「オジン」って言ってたのか~!

そういえば、普通の一般家庭の母親が自分の息子のことを「さん付け」で

呼ぶのも変だと思ったんだよね~~。

 

でも「そういうもんかな」と思って普通に納得したよ~。

 

父親の方だったのか~~~。

父親めっちゃプレイボーイやんけ~~!!

 

騙された~~。

 

めっちゃバカ息子の性欲が

蒸気機関車になって爆走してるんかと思ってたら

 

息子はめっちゃまともだった~~。

息子不憫すぎる~~!

 

作中で、妻から見る夫が

すごい影が薄い。

薄すぎて、同一人物だって気が付かなかった。

 

あと、おばあちゃんも一緒に暮らしてたんだね。

全然気が付かなかった。

 

父・母・娘・息子の4人家族だと思ってたよ。

でも読み返したら、なんとなくおばあちゃんもいるっぽい。

 

我孫子さんすごい。

騙されて実に気持ち良かった。

 

あとさ、中出ししちゃったからって

「膣ごと切り取る」ってすごいね。

できるもんなんだね。

 

稔さんの異常者具合がすごい。

だけど「生きたまま切り取る」よりは

慈悲がある気がする。

 

 

ドラマの間に挟まるバカ明るいCMって何なの。

日本ドラマが好きでよく見ている。

大抵は録画なのだが、

ど~しても続きが気になるドラマは

録画しているのについついリアルで見てしまう。

 

リアルタイムだとすぐ見ることはできるが、

CMが入るのが難点だ。

 

CM自体は嫌いではない。

トイレにいけるし、緊張するドラマならほっと息をつくことができる時間でもある。

 

だが許せない点は2つある。

 

1.CMの音がデカイ。

 

ドラマの音に比べて、CMの音が大きすぎる。

静かなドラマは登場人物の声も小さくなるので(小さくなる必要はないのにね)、

自然といつもより音量を上げる。

 

音量を上げてやっと普通に聞こえる、という状態からの

CMの爆音。

死ねや。

うるせーんだよ。

今夜だぞ。

 

それに静かに見ていたドラマが台無しだよ。

お前のとこの商品なんてもう買わねーよ。

 

2.バカ明るいCM

 

せっかくドラマに浸っているのに

それをぶちこわすようなめっちゃ明るいドンパフのCMが

爆音で流れてきたら殺意が湧く。

 

CMでも、静かな車のCMや伊右衛門のもっ君がでてきたような

あまり思考を邪魔しない、つつましいCMなら許せる。

 

だが、ドラマで主人公が

「生きるか死ぬか」とか

「復讐を続行すべきか、やめるべきか」とか

悩んでいる時に、いきなり

 

「夏はやっぱりビールだね!!」

 

みたいな踊りまくるCMが出てくると

本当にイラついてくる。

 

しかも爆音。

 

本当にさ、

そのCMの収入でドラマができているんだろうけどさ、

CMが重視され過ぎて嫌だ。

 

バラエティの間に挟まるCMなら許せるよ。

でも、ドラマの間に挟まるCMはもう少し考えてほしい。

 

そういう訳で、

私はドラマの間に挟まるCMをチェックして

爆音なCMの商品は買わないことにしている。