武田鉄也さんは俳優であって先生ではないのに先生扱いされてるのっておかしくない?
テレビのバラエティにはゲストとして色んな芸能人が出演するが、
俳優の武田鉄也さんもよく見かける。
そして、武田さんは武田鉄矢さんというよりも、「金八先生」として番組に呼ばれていることが多い気がする。
勿論もうドラマは終わってるから金八先生ではないのだが、
「金八先生の人格を乗っ取った武田鉄矢さん」という感じで存在している気がする。
番組では、主に「先生」として何かを教えるコーナーや、人生の名言を伝えるコーナーが多い。
でも、武田鉄矢さんって本当に「学校の先生」だった訳じゃないよね。
有名な「人という字は~…」というセリフも、
原作者や脚本家が考えたものであって
武田さん本人が学校と言う現場で生徒たちに教えたセリフじゃない。
さらに言うなら、問題のある生徒を苦労して分かち合うというのも
ただのドラマであって
実際は武田さんは問題のある生徒に対面した訳じゃないし。
というかむしろ、生徒役の子供たちにとって
年上でキャリアもある武田さんは大先輩にあたるのだから、
子供達には尊敬こそされ、
ドラマのように悪口を面と向かって言われたり無視されたりすることはなかったと思う。
そう考えると、ただドラマで先生役を演じて、
感動するセリフもおお~!と唸るセリフも
全部別の人が考えた言葉なのに
なんか武田さんが考えたことになってるみたいな雰囲気が不思議だ。
本当は学校の先生なんてやったことない、問題ある生徒に悩まされたこともない
そういう人が「学校の先生」っぽくふるまって学校とは何かを熱弁する。
皆はどう見てるんだろうか。