いぬかって!という子供の畜生思想が存分に発揮された面白い絵本
のぶみさんの「あたし おかあさんだから」という歌が大炎上して
私もそれに不満の記事を書いたが、
のぶみさんの書いた絵本で好きな絵本が1冊ある。
それは「いぬかって!」という絵本だ。
この絵本はね~も~ほんとに、
子供の畜生な考えがバッチリ書かれている絵本ですごく面白い。
あらすじとしては、
主人公の子供が、犬が欲しくなる。
だが、主人公の家にはすでに小鳥がいる。
その小鳥は、主人公がねだったから飼われているもの。
そこで子供は「小鳥が死ねば犬が飼えるのに…」と思う。
翌日、偶然にも小鳥が死ぬ。
子供は、「僕が死ねと思ったから死んだのか…」と後悔する。
耐えられなくなり、最後は父親に正直に気持ちを白状する。
そういう絵本です。
自分が小鳥を欲しがったにも関わらず、
その小鳥が邪魔になると「死なないかなあ」と思う。
子供あるあるの無責任さですよね。
きっと誰もが似たような経験があると思う。
いや、大人でもあるよね。
「あんたさえ生まれなければ私はもっと自由なのに…!」って虐待する親もいるしね。
子供が素直過ぎて、面白いと思った。
子供に読ませたいかと言われたら、私は読ませてみたい。
これを読んで、当の子供は一体どんな感想を持つのか知りたい。
いや実際のところさ、
何か行動して一回も後悔しない事なんてないと思うよ。
それが命だとしても。
でも、「飼ったのは自分だからなあ…」と納得して世話を続ける。
それが優しい人間の在り方だよね。
後悔したり、考えたりするのは自由なんだよね。
そこからどう考えるかが重要なんだよ。
ペットにしたらたまったものじゃないけど、
人間だから仕方ない。
でも、人間だからちゃんと理解して最後まで優しく世話をする。
そういう感じだよね。
おわり。